725 : 世界的アドバイザーの発言による根拠

バックナンバー
この記事は約6分で読めます。
 画像が表示されていません

『YouTubeライダー2号』のPR 7通目です。
先行販売は明日4/2(火)終了することにしました。
特設サイトに長々と御託を並べていますが、今日は世界的に権威のある方からのアドバイスに基づいているということをお話ししたいと思います。

私の憶測だけで語っているのではない


実は「コメントが評価される」ことは、経験上の推測だけでなく、ちゃんとした根拠があります。

著名なGoogleスタッフであり、グーグル・サーチ・アドボケート(Google Search Advocate)という肩書を持つ、 ジョン・ミューラー氏による57のアドバイスより3つを引用します。

57のSEOについてのアドバイス No.6より


【原文】
As far as I know we don’t use the number of customers or reviews when it comes to web search, with regards to ranking. Sometimes we do pull that information out and we might show it as kind of a rich result in the search results.

【和訳】
私の知ってる限り、ウェブ検索のランキングにおいては、顧客数やレビューの数は使わないんだよ。 たまにその情報を引っ張り出して、検索結果の中でリッチな結果として表示することもあるけどね。

▼ 私の見解
ここで大事なのは「レビューの数は使わない」の方ではありません。
「たまにその情報を引っ張り出して、検索結果の中でリッチな結果として表示することもある」と明言していることです。

リッチな検索結果とは、複合キーワード検索、更新日や地域などを用いた絞り込み検索などを表すと考えられます。

つまり、私たちが勝負する場であるニッチな検索では「有効」であるということです。


57のSEOについてのアドバイス No.8より


【原文】
I think it’s ultimately up to you. From our point of view we do see comments as a part of the content. We do also, in many cases, recognize that this is actually the comment section so we need to treat it slightly differently. But ultimately if people are finding your pages based on the comments there then, if you delete those comments, then obviously we wouldn’t be able to find your pages based on that.

【和訳】
最終的にはあなた次第だと思うよ。 私たちの視点からすると、コメントはコンテンツの一部と見なしてるんだ。 多くの場合、これが実際にコメントセクションであることを認識しているので、少し異なる扱いが必要だとも思います。 でも、最終的にはもし人々がコメントに基づいてあなたのページを見つけているなら、 もしそれらのコメントを削除したら、明らかに私たちはそのページを見つけられなくなるだろうね。

▼ 私の見解
これは「コメントを削除した場合にグーグルはどう評価するか」あるいは「ブログシステムでコメント機能をオフにしたいが問題ないか」のような問いに関する回答だと思われます。

ここでは、 「コメントはコンテンツの一部と見なしてる」 「実際にコメントセクションであることを認識している」 「人々がコメントに基づいてあなたのページを見つけているなら」という箇所が重要です。

本文とコメントは同等であるとも読み取れます。
No.6にもあったようにコメントも本文同様にインデックスされているので、 コメントも検索によって見つけることが可能だということは、 裏を返せばWebページの検索結果でのランク付けにコメントが貢献しているということでもあります。

また、「検索にコメントがヒットし、そのページを見つける人がいる」ということにわざわざ言及しているのは、 「あなたのサイトのコメントを必要な情報としている人がいるのですよ」とも読み取れます。


57のSEOについてのアドバイス No.3より


【原文】
I don’t think it would change anything with regards to search, and we definitely wouldn’t rank those pages differently in search just because you’re changing the date and time on a page.

【和訳】
検索に関しては何も変わらないと思うし、ページの日付や時間を変更したからといって、そのページを検索で異なるランクにすることは絶対にありえないと思います。

▼ 私の見解
これは「更新されているサイトは評価されるということですが、更新日を書き換えるだけでも有効ですか?」のような質問への答えでしょう。

私がこの仕事を始めたばかりの2006年当時は、まだそんな小手先で騙すようなテクニックもありましたが、 さすがにその手の誰でも思い付くことができ、その気になれば誰にでできるようなものはすぐにアウトになりました。
もちろん今では通用しないテクニックです。

まだそんな質問をする人がいるのかということにも驚きましたが、 よく考えれば誰もが私のように20年近くも本業として携わっている訳もなく、 ネット上の情報も新旧ごちゃ混ぜですし、新旧だけならともかく、嘘や間違った情報もカオスのように存在しているので、 初心者にとっては当たり前の疑問ですね。

この回答にこそ非常に重要なことが書かれているので、「バカな質問を」と思い読み飛ばしていてはダメですよ。

まず「更新していることを評価する」ということを否定していない点です。
興味がある方はすべてのアドバイスに目を通して欲しいのですが、 否定すべきは明確に否定していますので、「更新していることは評価されている」と見て間違いないでしょう。

大幅な変更を加えずにウェブページの公開日を変更しても、Google検索結果でのランキングは向上しませんよということは、 裏を返せばちゃんと内容が更新されていれば、ランキング向上に影響するということです。


結論


以上3つのアドバイスから、コメントが投稿されていくことでサイトのコンテンツは更新されていき、 コメントも本文と同様にインデックスされていき、 更新による評価と、インデックスによるロングテールやSEO効果が現れると結論されるのではないでしょうか。

次々とコメントが付いていくような賑わっているサイトは、更新頻度、更新内容ともに高く評価され、 インデックス量においてもアドバンテージが与えられるのです。



お申し込みはこちらから


先行販売は明日4/2(火)終了することにしました。
まだ悩んでいる方はお急ぎください。


今夜も0時に値上げしますよ!

【追伸】
前回までのメルマガで、
「しばらくの間は、販売の方に専念したいので、サポートの方は後回しになってしまいます。
 先行販売が終わりましたら、ガッツリサポートしますのでよろしくお願いいたします!」
とご案内していましたが、本日よりサポートフォーラムを開設し、通常通りのサポートをお受けできます。


(明日最終)